概要

ティザーサイトとは、商品・サービス・作品などの本公開や発売に先立ち、予告情報を伝えるためのWebサイトです。ティーザーサイトとも表記します。

この呼称に単一の公式定義や技術標準はありません。Web制作では、情報の全体を公開する前に、何が登場するのか、いつ詳しい情報を案内するのかなどを伝えるサイトとして使われます。

ティザーサイトの目的

目的は、本公開に向けて告知を行い、予告の段階で伝えたい情報を届けることです。完成したサービスや販売ページの全内容を、先に揃えることとは異なります。

たとえば、新しい作品の公開前に、名称、短い紹介文、公開予定の案内を載せる形が考えられます。どこまで情報を出すかは、その時点で伝えられる内容と告知の目的によって決まります。

「発売の何日前から」「必ず1ページで」といった固定条件で定まる用語ではありません。カウントダウンやメール登録欄があるかどうかも、ティザーサイトを定義する条件にはなりません。

ティザーサイトで伝える情報

伝える情報は、予告の対象と、今後の案内につながる内容が中心です。画像や映像、公開時期の告知、次に情報を確認するための案内などを、目的に応じて組み合わせます。

  • 何の予告か:商品名、サービス名、作品名、企画の概要など。
  • どのような内容か:短い紹介文、画像、予告映像など。
  • 次に何を確認できるか:公開予定や、今後の情報案内など。

過去の実例として、スクウェア・エニックスは2013年の「LORD of VERMILION III」の発表で、ティザーサイトに世界観を紹介する予告映像を掲載し、今後の情報を随時更新する予定を案内しました。[1]

このような例は、予告が情報を隠すだけのものではなく、その段階で伝える内容を選んで公開する役割を持つことを示しています。

キャンペーンサイト・LPとの違い

ティザーサイトは「本公開前の予告」という役割を表し、キャンペーンサイトは「特定の企画・施策のためのサイト」という目的を表します。キャンペーンの予告をティザーとして先に公開するなど、両方の役割を持つこともあります。

LPは、特定の情報と行動への案内を1つのページにまとめる形式として使えます。そのため、予告情報をLPのような1ページで見せる構成も可能です。ページ数や見た目だけで、三者を区別するものではありません。

たとえば、発売前は予告を中心にし、発売後は商品説明や購入案内へ内容を切り替える構成が考えられます。呼び方を使い分けるときは、どの時点で、何を伝えるためのページかを確かめます。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

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