概要

Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)とは、Googleが無料で提供している、WebサイトのGoogle検索での掲載状況を確認・改善するためのサービスです。[1]

Google検索でWebサイトがどのような検索語句に表示されたか、表示回数、クリック数、平均掲載順位などを確認できるほか、Googleがページを認識・インデックスできているか、サイトマップを処理できているかなども確認できます。[1][2][4]

略して「Search Console」「サーチコンソール」「GSC」などと呼ばれます。

用語

提供

読み方

略称

分類

主な用途

Google Search Console

Google

グーグル サーチ コンソール

Search Console、サーチコンソール、GSC

アクセス解析・データ分析

Google検索での表示状況、検索流入、インデックス状況、検索上の問題の確認

Google Search Consoleとは

Google検索でのWebサイトの状態を確認するツール

Google Search Consoleでは、Google検索におけるWebサイトの状態やパフォーマンスを確認できます。

GoogleはSearch Consoleについて、Google検索結果におけるサイトの掲載状況を監視・維持し、問題を解決するための無料サービスと説明しています。[1]

Search Consoleを利用すると、例えば次のようなことを確認できます。

  • GoogleがWebサイトを発見・クロールできているか
  • ページがGoogle検索にインデックスされているか
  • どの検索語句でサイトが表示されたか
  • 検索結果で何回表示・クリックされたか
  • サイトマップをGoogleが処理できているか
  • インデックスや検索表示に関する問題が発生していないか

Search Consoleへ登録していなくても、Google検索結果に掲載されることはあります。Googleも、Search Consoleへの登録は検索結果への掲載条件ではないと説明しています。[1]

SEOの状態を確認するための重要なデータになる

SEOでは、検索順位だけでなく、「どの検索語句で表示されたか」「表示されたうち何回クリックされたか」「どのページが検索流入を得ているか」といったデータを確認することが重要です。

Search Consoleの検索パフォーマンスレポートでは、Google検索に関するクリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位を確認できます。[2]

データを検索語句、ページ、国、デバイス、検索での見え方、日付などの単位で確認できるため、SEO施策の分析にも利用できます。[2]

Search Consoleで確認できる主な指標

クリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位

検索パフォーマンスレポートの主な指標は次の4つです。[2]

指標

内容

クリック数

Google検索結果からWebサイトへのリンクがクリックされた回数

表示回数

WebサイトへのリンクがGoogle検索結果に表示された回数

CTR

クリック数を表示回数で割った割合

平均掲載順位

検索結果で表示されたサイトやページの最上位の位置をもとに算出される平均値

平均掲載順位は、単純な「そのキーワードの固定順位」を表す数字ではありません。

検索結果は、検索した時間、場所、デバイスなどによって変わる場合があり、Search Consoleの順位指標も複数の表示データを集計した値です。[2] そのため、順位だけでなく表示回数やクリック数、CTR、対象ページなどと合わせて見ることが重要です。

検索語句やページごとに分析できる

Search Consoleでは、検索語句(クエリ)ごとに、どのキーワードでサイトが表示・クリックされたかを確認できます。[2]

またページ単位でデータを確認すれば、「表示回数は多いがクリック率が低いページ」「検索流入が伸びているページ」などを見つけることもできます。[2]

SEOでは、Search Consoleのデータを使って改善対象を見つけ、ページ内容やタイトル、サイト構造などを見直す流れが一般的です。

インデックスやクロールの状態を確認する

URL検査でGoogleがページをどう認識しているか確認する

URL検査ツールでは、特定のURLについてGoogleが認識している情報を確認できます。[3]

例えば、ページがGoogle検索に登録されていないときに原因を調べたり、公開中のページをライブテストしたり、修正後にインデックス登録をリクエストしたりできます。[3]

ただし、インデックス登録をリクエストすれば必ず登録されるわけではありません。最終的にGoogleがクロール・インデックスするかどうかはGoogleのシステムによって判断されます。

サイトマップを送信・確認できる

Search Consoleのサイトマップレポートでは、サイトマップをGoogleへ通知し、送信履歴やGoogleがサイトマップを処理する際に検出したエラーなどを確認できます。[4]

サイトマップは、GoogleにWebサイト内のURLを伝えるための手段のひとつです。

ただし、すべてのWebサイトでサイトマップが必須というわけではありません。Googleは、規模が小さく、ホームページからリンクをたどってすべてのページへ到達できるサイトなどでは、サイトマップが不要な場合もあると説明しています。[4]

Search ConsoleとGoogle Analytics 4(GA4)の違い

Search Consoleは主にGoogle検索側のデータを扱う

Search Consoleは、主にGoogle検索上でWebサイトがどのように表示され、クリックされたかを確認するツールです。

検索語句、表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位など、Google検索の検索結果に関するデータを分析できます。

GA4はWebサイトやアプリ内の行動を分析する

Google Analytics 4(GA4)は、ユーザーがWebサイトやアプリへ訪問した後に、どのページを見たか、どのイベントを発生させたか、問い合わせなどの重要な行動につながったかを分析するために利用します。

役割を大きく分けると、

  • Search Console:Google検索での表示・クリック・検索語句などを分析する
  • GA4:Webサイトやアプリ内でのユーザー行動を分析する

という違いがあります。

どちらか一方だけを見るのではなく、検索結果での表示からサイト内での成果まで両方を確認すると、状況を理解しやすくなります。

Search Consoleと生成AI検索

AI機能での表示もSearch Consoleのデータに含まれる

Googleは、AI Overviews(AIによる概要)やAIモードなどのAI機能に表示されたサイトのデータも、Search Consoleの検索パフォーマンスレポート(検索タイプ「ウェブ」)の全体数値に含まれると説明しています。[5]

生成AIパフォーマンスレポートで表示状況を切り出して確認できる

2026年6月、Search Consoleに、Google検索の生成AI機能でのWebサイトの表示状況を個別に確認する「生成AIパフォーマンスレポート」が追加されました。[6][7]

このレポートで確認できる指標は、生成AI機能でのインプレッション(表示回数)です。[6]

Googleは、2026年8月31日時点でこのインサイトを世界中のすべてのWebサイトへ展開したと案内しています。[6] ただし、生成AI機能で十分なインプレッションがない場合などは、レポートが表示されないことがあります。[6]

AI OverviewsやAIモードの詳細は「AI Overviews」の用語ページで解説します。

Search Consoleを利用するときに知っておきたいこと

Search Consoleを導入しただけで順位が上がるわけではない

Search Consoleは、Google検索での状態を把握し、問題を発見・改善するためのツールです。

Search Consoleは、Googleがサイトをどのように認識しているかを理解し、改善するためのサービスです。[1] 登録すること自体ではなく、得られたデータをもとに技術的な問題を修正したり、コンテンツやサイト構造を改善したりすることがSEOにつながります。

数字の意味を理解して分析する

Search Consoleのデータは、指標ごとに集計方法があります。特に「表示回数」「クリック数」「平均掲載順位」は、検索結果の種類や集計単位によって数え方が異なる場合があります。[2]

数値だけを比較するのではなく、「どの検索語句・ページ・期間・デバイスのデータなのか」を確認したうえで分析することが重要です。

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