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Google Analytics 4(GA4/グーグル アナリティクス 4)とは、Googleが提供するアクセス解析サービス「Google Analytics」の現在のプロパティ形式です。Webサイトやアプリで発生したユーザー行動を、イベントを中心としたデータモデルで計測・分析します。[1]
ページの閲覧だけでなく、ボタンのクリック、動画の再生、商品の購入など、ユーザーがWebサイトやアプリで行ったさまざまな行動を「イベント」として扱えることがGA4の基本的な考え方です。[1][7]
用語 | 正式名称 | 読み方 | 略称 | 分類 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|
Google Analytics 4 | Google Analytics 4 | グーグル アナリティクス 4 | GA4 | アクセス解析・データ分析 | Webサイト・アプリのユーザー行動、流入、イベント、キーイベントなどの分析 |
GoogleはGA4について、Webサイトとアプリの両方からデータを収集し、顧客の行動を把握できる次世代のGoogle Analyticsとして説明しています。[1]
GA4では、Webサイトとアプリのデータを同じプロパティで扱うことができ、ユーザーがどの経路から訪れ、どのコンテンツを見て、どのような行動をしたかを分析できます。
Google Analyticsには以前、Universal Analytics(UA)というプロパティ形式がありましたが、標準のUniversal Analyticsは2023年7月1日にデータの処理を停止し、360のUniversal Analyticsプロパティも2024年7月1日まで処理が延長されたうえで終了しました。[1]
現在、新しくGoogle Analyticsを利用するときの基本となるのがGA4です。
Googleは、GA4の大きな特徴として、セッションベースではなくイベントベースのデータを収集することを挙げています。[1]
例えばWebページが表示されると、GA4では通常 page_view というイベントが記録されます。
ほかにも、Google Analyticsが自動的に収集するイベントや、ビジネスの用途に合わせて設定する推奨イベント、独自に設計するカスタムイベントがあります。[7]
なお、GA4でも「セッション」という概念や指標は存在します。「イベントベース」という説明は、セッションがなくなったという意味ではなく、計測データの中心となる仕組みがイベントになったことを指します。
GA4では、Webサイトやアプリへ訪れたユーザーについて、流入元や利用状況、コンテンツ閲覧、イベントなどを分析できます。
例えばWebサイトでは、次のようなデータを確認・計測できます。
計測できる内容は、Google Analyticsの設定やWebサイト・アプリ側で送信するイベントによって異なります。
GA4を導入しただけで、すべてのビジネス上の行動が自動的に計測されるわけではありません。問い合わせ、資料請求、会員登録、購入など、自社にとって重要な行動は、計測設計を行う必要があります。
GA4では、ユーザーの行動をイベントとして記録します。
イベントには、イベント名に加えて、その行動の詳細を表すパラメータを付けることができます。
例えば商品購入を計測する場合、単に「購入が発生した」という情報だけでなく、商品、金額などの情報をイベントに含めることで、より詳しい分析ができます。[2]
Googleは用途に応じた「推奨イベント」を用意しており、推奨イベントに既定のイベントパラメータを設定すると、レポートやオーディエンスで事前構築済みのディメンションや指標を活用できます。[7]
現在のGoogle Analyticsでは、ビジネスの成功にとって特に重要なアクションを測定するイベントを「キーイベント」と呼びます。[3]
例えば、
など、自社にとって重要なイベントをキーイベントとして設定できます。
Google Analyticsでは以前、こうした重要なイベントを「コンバージョン」と呼んでいましたが、Google広告との用語を整理するため、Analytics上では「キーイベント」という名称に変更されました。[3]
Googleは現在、「キーイベント」と「コンバージョン」を区別しています。
Google Analyticsにおけるキーイベントは、Webサイトやアプリでビジネス上重要な行動を測定するものです。一方、現在の「コンバージョン」は、広告キャンペーンのパフォーマンス測定や入札の最適化に利用されるアクションを指します。[3]
古いGA4の解説記事では「GA4のコンバージョン」という表現が残っている場合がありますが、2026年時点でGoogle Analyticsの管理・レポート上の基本用語は「キーイベント」です。
GA4の標準レポートでは、ユーザー獲得、トラフィック、エンゲージメントなど、Webサイトやアプリの状況を継続的に確認できます。
収集したWebサイト・アプリのデータをもとにレポートが作成され、トラフィックやユーザー行動を分析できます。
リアルタイムレポートでは、Webサイトやアプリで現在発生しているユーザー行動を確認できます。[4]
アクティブユーザー、閲覧されているページや画面、発生しているイベント、キーイベントなどを確認できるため、計測設定を行った直後の動作確認や、キャンペーン実施時の状況確認などにも利用できます。[4]
ただし、Googleはリアルタイムについて、タイムリーなデータ配信を優先するベストエフォート型のサービスであり、遅延や中断が発生することもあると説明しています。[4]
「探索」では、標準レポートより柔軟にディメンション、指標、セグメント、フィルタなどを組み合わせてデータを分析できます。[5]
自由形式、ファネル、経路などの分析方法を使い、ユーザー行動をより詳しく調べたい場合に利用します。
GA4は、ユーザーがWebサイトやアプリへ訪問した後に、どのページを見たか、どのイベントを発生させたか、重要な行動へつながったかなどを分析します。
Google検索だけでなく、広告、SNS、他サイトからのリンク、メール、直接訪問など、さまざまな流入元から訪れたユーザーを対象にできます。
Google Search Consoleは、Google検索でWebサイトがどの検索語句に表示され、何回表示・クリックされたかなどを確認するツールです。
大きく分けると、
という違いがあります。
SEOやWebマーケティングの成果を見る場合は、Search Consoleで検索上の変化を確認し、GA4で訪問後の行動やキーイベントまで確認すると、より立体的に分析できます。
GA4は、GoogleタグやGoogleタグマネージャーなどを利用してWebサイトへ導入できます。[6]
基本的なページ閲覧などは自動的に計測できますが、Webサイトの目的によって重要な行動は異なります。
例えば問い合わせ獲得が目的のWebサイトでは、フォーム送信、電話リンク、LINEリンクなどをどのようにイベントとして計測するかを設計する必要があります。
「GA4を入れた」ことと「必要な成果を正しく計測できている」ことは同じではありません。
GA4では非常に多くのディメンションや指標を扱えますが、数値を大量に見るだけでは改善につながりません。
まずWebサイトやアプリの目的を整理し、
を決めたうえで計測設計を行うことが重要です。
Google Analyticsを利用する事業者は、適用されるプライバシー法令を遵守し、必要な場合にはデータ収集・利用に対する適切な同意を取得する責任を負います。[6]
GA4の導入時には、計測技術だけでなく、プライバシーポリシー、Cookieや同意管理などもサイトや事業の条件に合わせて確認する必要があります。
※2026年9月28日確認
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