概要

Google広告(Google Ads)は、Googleが提供するオンライン広告サービスです。検索結果やYouTube、Webサイトなどに広告を配信し、商品・サービスの認知や購入、問い合わせなどにつなげるために使います。[1][2]

旧称はGoogle AdWords(Google アドワーズ)です。Googleは2018年7月24日に名称を「Google 広告」へ変更しており、現在の公式資料ではこの名称が使われています。[3]

Google広告で配信できる主な広告

配信先は検索結果だけではありません。Googleの公式ヘルプでは、検索、ディスプレイ、動画、ショッピングなど、目的に応じたキャンペーンタイプが案内されています。[2]

検索広告

検索キャンペーンでは、Googleで商品やサービスを検索している人にテキスト広告を表示できます。たとえば、修理サービスを探している人に、そのサービスを案内する広告を届けるという使い方です。[2]

ディスプレイ・動画・ショッピングなど

検索結果以外の接点では、画像や動画で伝える広告、商品情報を示す広告などを選べます。代表的な形式と配信先は次のとおりです。[2]

  • ディスプレイ広告:Webサイトやアプリなどで、画像を使った広告を表示します。[2]
  • 動画広告:YouTubeやその他のWebサイトで、動画を使って商品やサービスを伝えます。[2]
  • ショッピング広告:商品リスティングを使い、検索結果やGoogle ショッピング タブに商品を表示します。[2]

このほかに、アプリの利用を促すキャンペーンや、複数の配信面を横断するP-MAXキャンペーンなどもあります。[2] 広告の見た目、配信先、キャンペーンタイプは同じ分類軸ではないため、目的と必要な素材を合わせて確認します。

広告が配信される仕組み

広告の掲載は、予算や入札額だけで決まるわけではありません。Googleの広告オークションでは、入札に加え、広告とランディングページの品質、広告アセットの見込み効果、検索時の状況などが考慮されます。[4]

検索広告では、検索内容に関係する広告のなかから、掲載の可否や位置が決まります。高い入札額を設定すれば必ず最上位になるという仕組みではなく、広告文と移動先のページが、探している情報に合っているかも重要です。[4]

始めるときの基本手順

最初に決めるのは、広告で達成したい目的と、その達成をどう測るかです。Googleもキャンペーンの作成時に広告掲載の目標を決めるよう案内しており、次の順番で準備すると判断の軸をそろえやすくなります。[5]

  1. 目標を決める:認知、サイトへの訪問、購入、問い合わせなど、何を成果にするかを具体化します。
  2. アカウントを準備する:管理する人と請求の扱いを決め、広告運用の体制を整えます。
  3. 予算と配信方針を決める:試す期間と使える金額を定め、目標に合うキャンペーンタイプを選びます。
  4. 素材と移動先を整える:広告文、画像、動画などと、広告をクリックした先のページを用意します。
  5. 計測を確認して開始する:成果にした行動が記録できるかを確かめ、配信後に費用と成果を見直します。

ここでの手順は準備の考え方です。実際の設定項目や操作順はキャンペーンによって異なるため、使用するタイプの現行ヘルプを確認します。

費用と成果の確認

費用を見るときは、何に対して課金されるかと、どの成果に向けて入札を調整するかを分けます。公式ヘルプには、クリック単価制(CPC)、インプレッション単価制(CPM)、動画の広告視聴単価制(CPV)などがあり、すべての広告がクリック時だけの課金ではありません。[6]

また、購入や問い合わせの獲得を目指す入札戦略を選ぶことと、成果が出たときだけ支払うことは同義ではありません。予算の使い方は、キャンペーンタイプや入札戦略の条件と合わせて読みます。

評価では、使った金額だけでなく、何件の購入・問い合わせにつながったか、その成果が事業にとって有効だったかを確認します。CPAは成果1件の費用、ROASは広告費に対する売上・価値、CVRは成果の割合を見る指標として使い分けます。[8][9][10]

サイト内の行動を確認する際は、GA4などの分析も役立ちます。ただし、広告の管理画面とサイト分析では集計条件が異なり得るため、同じ期間・同じ成果を見ているかを先にそろえます。

SEOとの違い・注意点

Google広告は広告枠への配信を行う仕組みで、SEOは自然検索で情報を見つけてもらいやすくする取り組みです。Googleは、検索広告の掲載がオーガニック検索のランキングに影響しないと説明しています。[7][11]

  • 広告を出せば必ず購入・問い合わせが増えると考えず、移動先の内容と実際の成果を確認します。
  • 低い費用だけを目標にせず、事業に必要な成果の種類と質が保たれているかを確認します。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

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