概要

ローコードとは、画面上の部品配置や既成の機能を使い、手作業で記述するコードを抑えてアプリケーションを開発する手法です。IBMも、視覚的なツールと少ないコーディングを組み合わせる開発方法として説明しています。[1]

ローコードで進められる開発

ローコードで扱える範囲には、画面、データとの接続、業務の処理などがあります。たとえばMicrosoftのPower Appsでは、データ接続や業務ロジックに加え、コードを使った拡張手段を提供しています。[2]

  • 画面:用意された要素を配置し、入力や表示の構成を作る。
  • 連携:利用中のデータや外部サービスを接続できるか確認する。
  • 処理:条件分岐や承認など、業務に必要な動きを組み立てる。

これらは用途を整理する例です。利用できる部品や接続先、独自に拡張できる範囲は、採用する基盤ごとに確認します。

ノーコードとの違い

ノーコードとの違いは、コードの記述や拡張をどこまで想定するかにあります。IBMは、コードを書かずに作るノーコードと、手作業の記述を抑えるローコードを区別しています。[1]

ただし、名称だけで製品の境界が完全に分かれるわけではありません。選定では「独自の処理を追加できるか」「追加したコードを誰が維持するか」を具体的に確かめることが大切です。

ローコードの適用時に確認すること

適用時には、作成時の手軽さだけでなく、変更と運用を続けられるかを確認します。次は導入前の検討項目です。

  • 拡張:標準機能にない処理をどの方法で実装し、誰が保守するか。
  • データ:保存先、取り出し方、別環境へ移す方法を確認できるか。
  • 権限:開発者、利用者、管理者の操作範囲を分けられるか。
  • 継続性:提供サービスの仕様変更や契約終了時にどう対応するか。

コードが少ないことだけで、保守や設計の検討まで不要になるとは考えません。実現したい処理と運用条件を先に整理し、採用するツールで確かめます。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

Contact us

『ホームページ制作の相談をしたい』『もっとたくさん商品を売りたい』等、ご要望をお伝えくださいませ。

疑問に思っていること、お困りごと、具体的な内容が未定でも、まずはお気軽にご相談くださいませ。