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SSL(Secure Sockets Layer)は、通信を保護するために使われた歴史的なプロトコルです。[1]
現在のWeb通信ではSSLの後継であるTLSが使われています。旧式のSSLと、現在も残る「SSL」という呼び方は区別します。[2]
Webサイトの通信保護を有効にする案内を、旧式のSSL 2.0や3.0を使う推奨と受け取るべきではありません。[4][5]
SSLやTLSは、通信内容の秘匿、改ざんの検知、通信相手の確認などを目的とした技術です。[2]
暗号化は送受信する情報を保護し、デジタル証明書は通信相手を確認するために使います。
ただし、通信が保護されていても、ページの情報が正しいことや、運営者が信頼できることまでは保証されません。
SSLは通信を守る目的で作られましたが、現在の安全基準で旧バージョンを使ってよいわけではありません。[4][5]
TLSはSSLの後継プロトコルです。名称が混用されても、両者は同じ仕様ではありません。[2]
RFC 6176はTLSで接続を確立する際のSSL 2.0の使用を禁じ、RFC 7568はSSL 3.0を使用してはならないと定めています。[4][5]
TLS 1.3の現行文書であるRFC 9846は2026年7月の文書で、RFC 8446とRFC 5246などを文書上で置き換えています。[6]
ただしRFC 9846はTLS 1.2実装への要件も規定しており、文書が置き換わったことを「TLS 1.2の使用が禁止された」と読み替えることはできません。[6]
HTTPSは、HTTPの通信を通常TLSによって保護する仕組みです。[3]
現在のHTTPS通信を保護するTLSと、利用が禁止された旧式のSSLを混同してはいけません。[4][5]
HTTPはWeb上の通信方式、TLSはその通信を保護するプロトコル、証明書は通信相手の確認に使うものです。
「SSL証明書」は、現在のWeb実務ではTLS通信で使うデジタル証明書も含めた呼び方です。[7]「SSL化」も、HTTPSで接続できるようにする意味で使われることがあります。
証明書は通信相手を確認するために使い、通信を保護するプロトコルそのものではありません。
「SSL化」と書かれている場合も、旧式SSLの採用なのか、TLSによるHTTPSへの対応なのかを具体的に確認します。
WebサイトでHTTPSを使うには、証明書の取得・更新とサーバー側の設定も必要です。
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Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。