ドメインとは

ドメインは、Webの文脈では、インターネット上で利用する名前や、DNSの名前空間の一定の範囲を指して使われる用語です。[1][2]

DNSの名前は階層構造を持ち、Webサーバーなどの接続先を、人が読める名前で指定するために使われます。[1]

ドメイン名を登録しても、それだけでWebサイトが用意されるわけではありません。[3]

ドメイン名の構造

ドメイン名はドットで区切られたラベルで構成され、右から左へ階層が細かくなります。[2]

例えば www.example.com なら、右から com、example、www の順にラベルが並びます。

トップレベルドメインと下位のラベル

トップレベルドメイン(TLD)は、名前の最も上位の階層です。その左側に、より下位のラベルが続きます。[2]

上の例では com がTLDで、その左に下位のラベルが続きます。

サブドメイン

サブドメインは、あるドメインの下位にある名前空間です。[1]

例えば shop.example.com は example.com の下位にあるサブドメインです。名前の似かよりではなく、ラベルの階層関係で区別します。

同じドメインの下でも、複数のサブドメインを別々の用途に使えます。[2]

ドメインとURL・DNS・Webサーバーの違い

ドメイン名、URL、DNS、Webサーバーは、それぞれ役割が異なります。

  • 名前:階層的な識別子で、サーバーなどを指定します。[1]
  • URL:Web上のリソースの場所などを指定する表記で、ドメイン名そのものとは異なります。[5]
  • DNS:名前を使ってIPアドレスなどの情報を取得する仕組みです。[4]
  • Webサーバー:接続先でWebページなどのコンテンツを提供します。

登録した名前があることだけでは、Webページやメール機能まで用意されたことにはなりません。[3]

ドメイン名の登録と利用

ドメイン名の登録、DNSの設定、Webサイトやメールの運用は、それぞれ別の手続き・作業です。[3]

ドメイン名の登録事業者(レジストラー)は、登録者と名前を結び付ける技術的・管理的な情報を保持します。[2]

Webサイトを公開するときは、ドメイン名の登録状況、DNSの接続先、Webサーバーの準備を別々に確認します。

「ドメイン」「ドメイン名」「独自ドメイン」の使い分け

厳密には、ドメインは名前空間の範囲、ドメイン名はその範囲を識別する名前を指します。[1]Web制作の実務では、両者を近い意味で使うこともあります。

「独自ドメイン」は、自分や自組織で利用するために登録・管理する名前を指す実務上の呼び方で、DNSの仕様で定められた用語ではありません。

実務では、話題が名前そのものなのか、登録手続きなのか、Webサイトの運営なのかを確かめて使い分けます。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

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