概要

採用サイトとは、企業や組織が、採用候補者に向けて会社・仕事・募集内容などの情報を伝えるWebサイトです。働く場への理解と、応募の検討に必要な情報をまとめます。

採用ホームページ、リクルートサイトとも呼ばれます。Web制作の実務上の呼称であり、単一の公式定義や技術標準で、必須機能やページ構成が定められたサイト種別ではありません。

採用サイトに掲載する情報の例

掲載するのは、組織や仕事を理解する情報と、募集内容や応募先を確認する情報です。次は掲載例であり、すべてを独立したページとして設ける必要はありません。

会社・仕事・働く人の情報

候補者が「どんな組織で、どんな仕事をするか」を具体的に知るための情報を示します。

  • 事業内容や、組織が大切にしている考え方。
  • 職種ごとの仕事内容や、仕事の進め方。
  • 働く人の紹介、育成や働き方に関する制度。

募集条件と応募先の情報

応募を検討する段階では、募集職種ごとの条件と、応募先を確認できる情報を整理します。

  • 募集職種や、担当する業務。
  • 勤務地、勤務条件、応募資格などの募集情報。
  • 選考の案内、応募先、問い合わせ先。

実際の情報公開の例として、厚生労働省は採用情報ページで本省や施設等機関・地方支分部局の募集を案内し、本省の採用特設サイトも紹介しています。[1]これは一つの組織の掲載例で、民間企業のサイトに共通する必須構成を示すものではありません。

コーポレートサイトや求人媒体との違い

主な違いは、採用に関する情報を中心に伝えるか、企業全体を紹介するか、複数の求人を扱うかという目的にあります。運営形態には違いがありますが、実務では次のように役割を整理できます。

Web上の媒体

主な目的

主な情報発信の主体

採用サイト

採用候補者への情報提供

採用する企業・組織

コーポレートサイト

企業全体の公式情報の発信

その企業・組織

求人媒体

求人情報の掲載・検索

媒体運営者・求人を出す企業

これは典型的な役割の比較です。企業サイトの採用コーナーとして設ける構成もあるため、別のドメインを持つかどうかだけで、サイトの目的は決まりません。

募集ページから応募までの導線

導線は、組織や仕事を知り、募集条件を確認して、応募先へ進む流れとして整理できます。たとえば、次のようにつなぎます。

  1. 会社や仕事内容の情報を読み、自分が関心を持つ職種を見つける。
  2. 募集ページで、業務内容や応募条件を確認する。
  3. 応募先のフォームや案内された窓口へ進む。

この順序は導線の例です。応募先を外部の採用管理サービスに置く構成なども含め、どの募集に対して、どこから応募するのかが分かるように情報をつなぎます。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

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