概要

オープンソースCMSは、オープンソースの条件を満たすライセンスでソフトウェアを提供するCMSです。ソースコードを閲覧できるだけでなく、再配布や改変などを認める条件が重要です。[1]

「オープンソース」はライセンスの性質を表します。利用費用の総額や、保守を担当する人まで一つに決まる言葉ではありません。

ソースコードの公開とライセンス

コードの公開と、利用者が何を許されるかは別の確認事項です。Open Source Initiativeの定義は、コードへのアクセスに加え、配布条件に求める基準を示しています。[1]

  • ソースコードを提供・入手できること。[1]
  • ソフトウェアの再配布を認めること。[1]
  • 改変や派生物の作成・配布を認めること。[1]
  • 販売や事業分野での利用を一律に禁じないこと。[1]

これらは定義に含まれる基準の一部です。個別のソフトウェアを利用・配布するときは、そのライセンス本文の条件を確認します。

プロプライエタリCMS・SaaSとの関係

プロプライエタリCMSとの区別はライセンス上の扱いであり、商用利用や有償提供があることを理由にオープンソースではないとは判断しません。SaaSはサービスとしての提供形態を表すため、ソフトウェアのライセンスとは別の軸です。

利用時に確認すること

利用時は、ソフトウェアのライセンスと、設置・保守・支援などの提供条件を分けて確認します。具体例として、WordPressソフトウェアはGPLv2以降のライセンスで提供されています。[2]

  • 対象ソフトウェアのライセンス本文と、利用・改変・配布に関わる条件。
  • サーバーの管理、更新作業、障害時の対応を担当する人や組織。
  • 有償の保守やホスティングを利用する場合の契約範囲。
  • 拡張機能など、組み合わせるものについて別に確認すべき条件。

WordPressのソフトウェアのライセンスを確認することと、ホスティングサービスの契約を確認することは別です。オープンソースという名称だけで、安全性や運用費用の優位性を決めず、運用体制まで含めて検討します。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

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