概要

Movable Typeは、Webサイトのコンテンツを管理・公開するCMSソフトウェアです。ソフトウェア版などの製品ファミリーがあり、利用する提供形態とバージョンを区別して仕様を確認します。[1]

ここでは公式のMovable Type 9文書を基に、提供形態と公開方式を説明します。似た名称のサービスや、別のバージョンへ、同じ仕様をそのまま当てはめません。

Movable Typeの提供形態

ソフトウェア版は、自社サーバーやレンタルサーバーなどにインストールして使う形です。一方、クラウド版では、シックス・アパートが管理・運用するクラウドサーバー上の製品を利用します。[1]

公式の製品ファミリーには、このほかの提供形態も案内されています。[1]名称だけで利用環境や保守の担当を判断せず、対象となる製品と版を特定します。MovableType.netなどの別サービスまで同じ機能範囲として扱わないことも大切です。

コンテンツ管理と公開方式

管理するコンテンツと、ページを公開する方法は分けて設定します。Movable Type 9の公開プロファイルでは、静的なファイル出力と、リクエストに応じた動的表示を選び、組み合わせられます。[2]

静的なファイルとして公開する

スタティックパブリッシングは、再構築を実行したときに、テンプレートから静的なファイルを出力する方式です。[2]内容を管理する画面と、利用者に届けるファイルを分けて捉えると、更新の流れを整理できます。

たとえば、文章を編集してから公開用のファイルへ反映する場合、管理画面での変更と出力の完了を、それぞれ確認するという見方です。これは確認の例で、製品の全設定手順を示すものではありません。

要求に応じて動的に表示する

ダイナミックパブリッシングは、静的ファイルを出力せず、ブラウザーからのリクエストごとに動的に表示する方式です。アーカイブを動的に、ほかのテンプレートを静的に出力するプロファイルもあります。[2]

一つの方式だけで製品全体を説明せず、テンプレートごとの公開設定を確認します。公式文書でも、プロファイルの設定を各テンプレートで上書きできるとされています。[2]

利用時に確認すること

利用時は、対象の製品・版と、採用する公開方式を先に確認します。確認項目の例は次のとおりです。

  • 参照している文書が、利用するバージョンのものか。
  • ソフトウェアやクラウドなど、どの提供形態を使うか。
  • どのページをどの方式で公開し、誰が更新・保守を担うか。

製品名が似ていても、提供形態や対象版が異なれば確認すべき条件も変わります。導入履歴や初出バージョンを推測せず、現在利用する範囲の文書を基に判断します。

参考文献・出典

  • Supervisor
    supervisor

    桑田 陽介

    代表取締役

    Web制作・運用・改善に20年以上携わり、WordPress、CMS構築、SEO、AWSなど、Webサイトの企画・制作から公開後の運用まで幅広く担当。実務経験にもとづき、本記事の内容・表現・技術情報を監修しています。

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